女性トップトレーダーが語る、この世界のシビアな現実。

この記事は5分で読めます

linda_zai

 

 

おはようございます。

hiroaki です。

 

先日メルマガでお送りさせていただいた

トレードスキルの基礎となる3本の解説動画は見ていただけましたでしょうか?

 

 

誤解のないように申し上げておきますが、

あそこでお話させていただいたことが

絶対的な正解だと言うつもりは全くございません。

 

あくまで私の個人的で、しかも暫定的な見解です。

 

そもそも答えのない道だということを決して忘れないでください。

 

絶対的な答えが存在するには、あまりに複雑系過ぎます。

支配する変数の数が多すぎるのです。

 

私ができる唯一のことは、できる限りの情報を集めて

それを自分でも実行し、考えられる限り多様な角度から検証すること。

 

そして、その結果、

少なくとも現段階では最も確からしいと思えることと、

そう考える根拠を分かち合うことくらいです。

 

 

だから、私の中にあるのは、

これまでも、そしてこれからも

「既に勝てるようになった」 という達成感ではなく

「少なくとも今は勝てている」 という暫定的な感覚に過ぎないのです。

 

逆に、その謙虚な姿勢を持ち続けていないと

変わり行く相場で勝てなくなるのも時間の問題ではないでしょうか。

 

これは、私自身の個人的な問題というよりは、

純粋に相場の構造的な問題なので、

どんな優秀なトレーダーにとっても本来はそうであるはずなのです。

 

にもかかわらず、

 

「FXで稼ぐのなんて簡単です!」

とか、

「1日たった30分で誰でも・・・」

とか、

「勝っているトレーダーだけが知っている秘密の手法を・・・」

 

なんて平気で言えちゃう人が万が一いたとすれば、

悪意のある誇大広告か、

相場を本当には理解していない傲慢な人か、

そのどちらかではないでしょうか。

 

そんな大それたこと、

若き日からトレーディングの才覚を現し、

そこから30年の運用キャリアを積んできた

スタンレー・ドラッケンミラー氏でも言わないと思いますよ笑

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-L7CXQC07SXKX01.html

 

 

「真実を探している者を信じよ。 真実を見つけた者は疑え。」

                     アンドレ・ジット

 

ということです。

 

 

実際、他のマーケットウィザード達の発言からも

そういった根底にある考え方を感じることができます。

 

おそらく、女性で名実共に最も著名なトレーダーは

リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ女史でしょうが、

 

彼女は、

「初心者のトレーダーに、何かアドバイスがありますか?」

と聞かれてこう答えています。

 

 

————————————————–ここから————————————————–

 

マーケットを学ぶのは時間のかかることである、と理解すること。

 

トレーディングの世界に浸りきって、他のすべてのことを忘れること。

 

成功しているトレーダーにできるだけ近づくこと。

そんなトレーダーの下で、無償で働いてみるのも悪くないでしょう。

 

(中略)

 

初心者に最適だと思うのは、1つのマーケットに集中することです。

 

マーケットの開始から終了まで、5分ごとにそのときの価格を書き留める。

これを1週間続ける。

 

価格のパターンに波長を合わせて。

支持線と抵抗線は?

それらのレベルでの価格の動向は?

最後の30分のマーケットの動きは?

その日の高値/安値を付けてしまうまで、どれくらいの時間がかかったか?

 

この訓練によって、信じられないくらい学ぶことができるのです。

 

(中略)

 

積極的にマーケットにかかわっていくこと。

 

モニターの前で受身になって座っていたり、

単にチャートを眺めてなんかいないで。

 

トレーダーとして長年成功してきた人たちも、マーケットが開いている間に、

自分の手でポイント・アンド・フィギュアー・チャートを描いているのです。

 

彼らは日々、そうしてきたのです。

 

自分なりの作業の流れを確立し、定期的にマーケットを読むようにすることです。

 

————————————————–ここまで————————————————–

 

 

まさに、正統派。

王道のPDCAサイクルですね。

 

とにかくマーケットと積極的に関わり、自ら働きかけ、

意識的にフィードバックを得続けることが重要なのです。

 

 

FXに限らず、全てのテクニカルトレーディングにおいて

最も重要でありながら、最も難易度の高いスキルは

間違いなくマルチタイムフレーム分析でしょう。

 

マルチタイムフレーム分析とは、

1つの銘柄のチャートを、長さのことなる複数の時間足から観察して

それらを統合的に分析することです。

 

安定的に利益を出し続けられるトレードスキルの習得に占める

資金管理やテクニカル分析に関する知識の学習などの割合は

全体のわずか2割にも満たないでしょう。

 

にもかかわらず、ほとんどのFX教材が

この2割だけをドヤ顔で、さも全てであるかのように

長々と解説している現状には、まったくもって驚くばかりです。

 

残りの8割はひたすら、それらの知識を複数の時間足それぞれに適用して分析し、

1つとして同じもののない組み合わせ全体を臨機応変に統合することで、

総合的な判断を下す訓練を積むPDCAサイクルです。

 

これがFXや株式・先物を含む、全ての短期売買の現実です。

 

 

私自身が実際にトレードする際、

1つの銘柄に対して4~6種類の時間足を同時に観察しています。

普段は大体4種類、必要とあれば6種類を観ます。

 

 

マルチタイムフレーム分析の最も単純形は3つの時間足だけを使う方法です。

 

◆上位足 → 相場環境の全体像を把握し、目線方向を決定。

◆執行時間足 → シナリオを立てる中心軸。

◆下位足 → エントリータイミングを計る。

 

例えば、

4時間足(上位足)でエントリーする方向、買いか売りどちらが優位かを見定め、

30分足(執行時間足)で波形のどこからどこまでを抜くかを決めます。

そして、5分足(下位足)で詳細なタイミングを計ってエントリーするということです。

 

 

それよりも多くの時間足を使うのは、

もっと上位の足まで観て、さらにマクロな背景まで把握しようとする場合がほとんどです。

 

単一時間足だけでトレードすれば、木を見て森を見ずになりかねません。

わざわざウッドとパターだけでゴルフする必要が、いったいどこにあるというのでしょうか?

 

より詳細な具体例は、

これから配信していくメルマガの中で何度も解説していきたいと思いますのでご参考下さい。

 

 

今日は、マーケットの厳しさと

トレーディングの現実についてお話させていただきました。

 

私が、大上段から教える相手ではなく

一緒に同じ方向を向いて全力で努力していける仲間を求め、

集合知を重視する理由をおそらく理解していただけたのではないでしょうか。

 

私が求めているのは生徒ではなく、仲間であり参加者です。

 

自己顕示欲を満たすためだけに情報発信をするには、

人生はあまりに限られているということをご理解下さい。

 

 

誰だって最初は初心者なのですから、

大切なのは、知識よりも意識です。

 

現状の自分で、できる範囲でかまいません。

課題の提出等を活用して

是非、積極的にマーケットと関わってみてください。

 

いつもありがとうございます。

 

 

hiroaki

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. Marketing und Strategie Vortrag
  2. grandhyatt
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

それぞれ1回ずつClick のご協力お願いします!

管理人 : hiroaki (意識の高いFXニート)

l_099

『 複数の時間足それぞれの分析判断を
どのように統合していくか 』

ここに最大の重点を置いて解説していきます。

こんなマニアックでピンポイントな
テーマのブログにたどり着いたのなら、
あなたはもうお気づきでしょう。

トレードについて一通り体系的な知識を学んだら、あとは実際のチャートでマルチタイムフレーム分析のケーススタディをどれだけ積むかがすべてです。

なぜなら、複数時間足の組み合わせは1つとして同じものはなく、表面的な丸暗記は全く意味をなさないからです。

膨大な経験を通して、根底に流れている本質、構造的な原理を理解しない限り、本物の裁量トレードは決して体得できません。

『波形』『ダウ理論』『サポートレジスタンス』『ローソク足形状』を複数の時間足で観察し、

それらを統合的に分析することによってのみ、
優位性の高いトレード判断が可能となります。

目指すべきは、
”シンプル” なのに ”厳密” で ”丁寧” なトレード。

答えは現場にしかありません。

どこまでも美しく、深く広大な相場の宇宙を
一緒に探求していきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る