あまりに単純でありながら、極めて巧妙なFXシグナル配信詐欺。

この記事は3分で読めます

通貨レートの変動

 

 

あなたは

こんなメールが来たらどうしますか?

 

想像してみて下さい。

ある日、突然知らないアドレスからメールが届きます。

 

内容は、簡単に言うとこんな感じです。

 

「的中率100%、FX相場予想!明日一日で円安か円高のどちらに動くか当ててみせます。

ウソだと思われるなら、明日の相場を見て自分の目で確かめて下さい。」

 

メールを受け取ったあなたは、「また〜」と、完全に疑いながら、

次の日、何気なく相場を見ていると、なんと予想メールの通りの結果になるのです。

 

しかし、確率は所詮1/2。「たまたま、当たっただけだ」と、

依然として信じないでしょう。

 

しかし、その次の日も見ていると、なんとまた予想メールの通りになるのです。

 

そして、その次の日も。またその次の日も。さらにその次の日も。

 

ついには一週間連続で為替予想が的中しました。

確率でいうと(1/2)^7 = 1/128 、偶然とは考えにくい的中具合。

 

これほどの低確率を見事に的中させられてしまうと、

「自分が知らないだけで、相場を必然的に読み解くような裏技が本当にあるのかもしれない…..」

と、少しずつ信じ始める人がでてきても不思議ではありませんね。

 

そして、その後、業者から

「今から24時間以内限定で、今まで一切公開しなかったこの予想ノウハウをあなただけに特別にお教えしましょう。」

とセールスがかかったら、機会損失の恐怖により、たとえ数十万円など高額であったとしても、衝動的に購入してしまう人は一定の割合で存在するのも無理はないと思います。

 

人間は、欲深く怠慢で、安易な方法に走りたがる生き物ですから。

 

 

 

さて、あなたはこのトリックが見抜けましたか?

 

真相はこうです。

 

この業者は、最初に所有してた連絡先リスト、例えば10000件のうちの、半分(5000件)対しては「明日は相場が上昇するので買い!」と送信します。

 

そして、もう半分の5000件には、「明日は相場は下落するので売り!」と、まったく逆の内容を送信します。

 

鋭い方はもうわかりましたね。

 

そうです。こうすれば、どちらかの5000人に送った予想メールは的中します。

今度は、その5000人を2500人ずつ半分にわけて、同様に2通りの相場予想メールを送信します。

 

そして、予想が的中した方の2500人をまた2分割、1250人ずつのグループにして、また2通りの予想メールを送信…..

これを繰り返すと7通目を送信し終わったとき、最後まで残った約80人には、7日間連続で相場の上昇下落を見事的中させたという状態ができ上がります。

 

そして、その80人の内のたった10%(8人)でも、この50万円の「FX相場予想ノウハウ」を購入してくれたら、

50万 × 8人 =400万円 もの売り上げがあげられるわけです。

はい、残りの9920人は最初から捨て駒です。

なんと狡猾で悪質な手口でしょうか…..

 

ポイントは、「仕掛ける側」と「仕掛けられる側」、それぞれの視点の間にあるギャップです。

つまり、メールを送信してる側と、受け手側の感じ方の違いです。

「先生にとっては生徒は大勢の中の一人にすぎなくても、生徒にとって先生はたった一人。」

みたいなイメージですね。

 

もし、今回の話を知らずにメールを受信する側の当事者になったら、

その50万円のノウハウを買うか買わないかは別として、このカラクリに気づける人はほとんどいないと思います。

実際、僕の知り合いでこの手の詐欺にひっかかり、まんまと120万の予想ノウハウを購入してしまった人がいます。

 

この業界では、あの手この手であなたの大切なお金を

むしりとろうとするやからが確かに存在しますが、

十分勉強すればそういうものに騙されることも防げます。

少しずつでもしっかりと学んでいきましょう。

 

 

 

hiroaki

 

 

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管理人 : hiroaki (意識の高いFXニート)

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『 複数の時間足それぞれの分析判断を
どのように統合していくか 』

ここに最大の重点を置いて解説していきます。

こんなマニアックでピンポイントな
テーマのブログにたどり着いたのなら、
あなたはもうお気づきでしょう。

トレードについて一通り体系的な知識を学んだら、あとは実際のチャートでマルチタイムフレーム分析のケーススタディをどれだけ積むかがすべてです。

なぜなら、複数時間足の組み合わせは1つとして同じものはなく、表面的な丸暗記は全く意味をなさないからです。

膨大な経験を通して、根底に流れている本質、構造的な原理を理解しない限り、本物の裁量トレードは決して体得できません。

『波形』『ダウ理論』『サポートレジスタンス』『ローソク足形状』を複数の時間足で観察し、

それらを統合的に分析することによってのみ、
優位性の高いトレード判断が可能となります。

目指すべきは、
”シンプル” なのに ”厳密” で ”丁寧” なトレード。

答えは現場にしかありません。

どこまでも美しく、深く広大な相場の宇宙を
一緒に探求していきましょう。

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